エクストーンの豊田です。RubyKaigi2025の非日常感が終わり、日常の仕事に戻っているのですが、心は早くも来年のRubyKaigiに向いています。この記事では、もし来年RubyKaigiに参加してみたい人のために、いくつかの情報を共有したいと思います。
開催時期・場所
今年のRubyKaigiの最終セッションで発表があったように、来年のRubyKaigiは4/22〜4/24の3日間で函館で行われます。RubyKaigi初の北海道上陸ですね!水曜日から金曜日までの開催なので、RubyKaigi終了後はそのまま週末です。RubyKaigiついでに函館観光の予定も一緒に立ててみてもいいのではないでしょうか?
RubyKaigi 2026
— RubyKaigi (@rubykaigi) 2025年4月18日
🗓️ Apr 22..24, 2026
⛄️ Hakodate, Hokkaido, Japan#rubykaigi
費用について
例年、RubyKaigiの参加費は30,000円ですが、早めに申し込むことで15,000円〜20,000円でチケットを購入することが出来ます。こちらは数量限定の先着順なので、RubyKaigiのチケットが発売されたらすぐに購入することをおすすめします。発売開始のアナウンスはRubyKaigiの公式Xアカウントから行われますので、こちらをチェックしておきましょう。時期としてはだいたい1月末頃からチケットが販売されます。
そのほか、RubyKaigiは毎年様々な地方で開催されるため、東京近郊にお住まいの方は会場までの往復の交通費や期間中の宿泊費などがかかります。飛行機で行く場合、3ヶ月前くらいには航空券を押さえておくと早割が利用できるので安価で済みます。国内でしたらだいたい往復で30,000円くらいで航空券が買えるのでは無いかと思います。直前に航空券買うとかなり高額になってしまうので気をつけましょう!
宿についても、会場近くのホテルは参加者が一斉に申し込むので、ホテルによっては通常より高額になってしまう可能性があります。可能な限り早めに動いておくといいでしょう。私たちは今回だいたい1泊7,000円くらいのホテルに泊まっていました。前日入りする場合は3泊すると思うので、だいたい20,000円強くらい見積もっておくといいかと思います。
総額として、RubyKaigiに参加するためにかかる費用は1人あたり70,000円くらいです。準備が遅れると飛行機のチケット代やRubyKaigiの参加費が割高になる分高額になりますので、早めに準備することをおすすめします。
関連イベントに参加する
RubyKaigiは各セッション以外に、スポンサーが主催する交流会が多数開かれます。もしRuby開発者の知り合いを増やしたいなら、是非参加してみるといいかと思います。大小様々なイベントがありますので、気に入ったものがあれば是非参加してみるといいと思います。特に一人で参加しているような人にはおすすめです!
今年はこれだけイベントが開催されていました。
セッションを聴く
RubyKaigiの各セッションは大変専門性が高く、理解するための難易度が高いものも多いです。いくつか理解しやすくするコツはあるので、是非実践してみてください。英語のセッションもありますが、英語と言うだけで避けていると面白いセッションを聴き逃しちゃうので、積極的にチャレンジしましょう(私は英語を聴き取るのが致命的に苦手です)。
- 事前にどういう話をしようとしているのかを調べて軽く予習しておく
- 仲間と一緒に聞いて、お互いの情報を補完し合う
- X (旧Twitter) やDiscordなどで、誰かが実況しているのを見る
- 集中力を高めるために前日ちゃんと寝る
個人的にはメモをとろうとすると聞く方の集中力が削がれてしまうため、メモは最低限にして聞く方に集中しています。このあたりは人によってベストの方法は違うと思うので、いろいろ試行錯誤してみてください。
スポンサーブースを巡る
昼ご飯の時間や午後の休憩の時間は少しまとまった時間があるので、是非スポンサーブースを回っていろんな人とお話をしてみることをおすすめします。RubyKaigiは毎年スポンサーブースのスタンプラリーをやっているので、スタンプを埋めつつスポンサー企業の方と話したり、催し物に積極的に参加してみましょう。ブースによってはくじ引きやクイズをやっていて、豪華なノベルティがもらえることもあります。
観光する
せっかく高いお金を払って遠くまで来たので、是非時間の許す限り観光するといいと思います。RubyKaigiは地元のコミュニティの協力もあって成り立っているので、そこに還元するという意味も込めていろんな場所に行ってみるといいかと思います。
私は今回それほど長期滞在できなかったのですが、早朝に散歩がてら松山城に行ったり、夜は道後温泉に行ったりと、観光の方もしっかり楽しませていただきました。蛇口からオレンジジュースも体験できてよかったです。
おわりに
RubyKaigiは刺激を得られる場所ではあるのですが、それ以外も旅をする楽しみ、いろんな人と知り合って話す楽しみ、おいしいご飯を食べる楽しみなど、いろいろな楽しみ方が出来ると思います。この記事を読んで興味を持った方は、是非来年参加してみてはいかがでしょうか?函館で会いましょう!