デザイナーが挑んだ初ハッカソン:Claude Codeでレシピアプリを作ってみた学び

はじめに 先日、Xtoneが全社あげてClaude codeを利用して何かのwebサービスを作るハッカソンを開催されました。 勉強会で、他の方が数分でアプリを作るのを見て「すごい!」と感じました。私は今まで全く触れたことがなく、正直ハードルの高さも感じましたが…

なんちゃってMVIから真のMVIを目指して - Android大規模アプリでの実践と学び

なんちゃってMVIから真のMVIを目指して - Android大規模アプリでの実践と学び はじめに 対象読者: MVVMでの開発経験があり、MVIを実践投入しようとしているAndroid開発者 こんにちは、エクストーンの石原です。 MVIアーキテクチャは、Androidアプリの状態管…

DroidKaigi 2025 Day2 参加レポート

DroidKaigi 2025 Day2 参加レポート こんにちは、エクストーンの石原です。 2025年9月10日〜12日に開催されるDroidKaigi 2025に参加しています。今回はDay2(9月11日)に聴講したセッションの感想と、会場の様子をレポートします。 DroidKaigi 2025とは Droi…

Android開発者が11日でRAG型AIエージェント完成:T型人材への挑戦

1. はじめに:CodingAgent時代のT型人材への挑戦 私は長年Androidエンジニアとして活動してきました。しかし、Android専業への危機感を抱いていました。CodingAgentが台頭する時代、単一技術の専門家では限界があると感じていたのです。 動機:Android専業か…

【図解・年表】2025年最新版Androidアーキテクチャ進化史:God ActivityからUDF/MVIまで17年の軌跡

Androidアーキテクチャ進化史 God ActivityからUDF/MVIまで17年の軌跡 2008 2025 ⚠️ God Activity 無秩序の時代 ⚡ MVP 責任分離 ️ Clean 3層構造 MVVM 黄金期 UDF/MVI 現代開発 17年間の技術進化を一気に振り返る 1. はじめに こんにちは、xtone Androidエ…

50代のおじさんが転職したらエクストーンのディレクターだった件:AIとの出会いが変えた私の働き方

5年間のフリーランスからの転機 エクストーンに入社してから、日々新しい発見と学びの連続です。今回は、なぜ私が5年間続けたフリーランス・一人社長という働き方から、エクストーンへの転職を決意したのか、そして入社後に感じているAIがもたらす仕事の変化…

Androidアプリ開発のUI実装進化:黎明期からMaterial 3 Expressiveまで時系列で徹底解説

1. はじめに こんにちは、xtone Androidエンジニアの石原です。 本記事では、AndroidのUI実装がどのように進化してきたのかを、黎明期、Material Design、Material 2、Material You(Material 3)、そして最新のMaterial 3 Expressiveまで、時系列で分かりや…

UI/UXデザインをするディレクターがClaudeのプロジェクト機能を使ってみた!便利な活用法

最近、多くの方がAIツールを業務に取り入れていますね。私もその一人で、特にAIアシスタント「Claude」を日常的に活用しています。今日はClaudeの機能の中でも特に便利な「プロジェクト」機能について、その活用法をご紹介したいと思います。ただチャットで…

【Gemini】FlutterでMCPホストアプリのサンプルを作ってみた【MCP】

こんにちは、アプリエンジニアの日野です。 最近、アプリ上でLLMからMCPサーバーと接続するサンプルを作ってみましたので自身の理解も兼ねて解説記事を作成しました。 今回は、LLMと外部ツールをつなぐ新しい標準プロトコル「MCP(Model Context Protocol)…

「Gemini in Android Studio」を利用したAndroid プロジェクトのビルドシステム改善:実装詳細編 後編

はじめに エクストーンのAndroidエンジニアの石原です。 本記事は前編からの続きです。 Convention Plugin の具体的な使用例 前章では、Convention Pluginの概念とbuild-logicモジュールの作成方法について説明しました。しかし、これだけでは具体的にどのよ…

「Gemini in Android Studio」を利用したAndroid プロジェクトのビルドシステム改善:実装詳細編 前編

はじめに エクストーンのAndroidエンジニアの石原です。 前回の記事では、Androidプロジェクトのビルドシステムを改善するための取り組みとして、 Groovy DSLからKotlin DSLへの移行と、Convention Pluginの導入について概要を説明しました。 design-tech.xt…

「SMTPやめろ」 : RubyKaigi2025 の注目セッション詳報

RubyKaigiでは国内ばかりでなく、世界中からRubyistが集まります エクストーンの金です。 愛媛県松山市で開催されたRubyKaigi2025も盛況のうちに閉幕しましたが、今回は注目セッションについて詳報します。 You Can Save Lives With End-to-end Encryption i…

Perplexityでパプってみる。仕事が捗る3つの活用法(スペース・ページ・ディープリサーチ)

生成AI検索ツール「Perplexity」の活用法をディレクター視点で紹介。スペース、ページ、ディープリサーチの3機能を使って、情報収集やコンテンツ制作、チームの業務効率を高める実践テクを解説します。

来年RubyKaigiに参加したいあなたへ

エクストーンの豊田です。RubyKaigi2025の非日常感が終わり、日常の仕事に戻っているのですが、心は早くも来年のRubyKaigiに向いています。この記事では、もし来年RubyKaigiに参加してみたい人のために、いくつかの情報を共有したいと思います。 開催時期・…

RubyKaigi 2025に参加し終えました! Day 3

こんにちは、エクストーンでバックエンドエンジニアをしている諸岡です。 今回は2025/04/16 から 2025/04/18まで開催されていた、RubyKaigi2025の体験レポートをお届けします。 1日目と2日目は一緒に参加した他のエンジニアメンバーが記事を書いているので、…

RubyKaigi 2025に参加してきました! Day 2

エクストーンの松井です。愛媛県松山市で4/16から4/18の間で開催されているRubyKaigi2025に参加してきました!私はRubyKaigiに参加するのは今回が初めてになります! rubykaigi.org 2日目の入口風景。入り口にあるオレンジの暖簾の雰囲気がいい感じでした! …

RubyKaigi 2025に参加しています! Day 1

エクストーンの豊田です。今年もRubyKaigiの季節がやってきましたね!今回は愛媛県松山市で4月16日(木)から18日(金)までの3日間で開催されています。 rubykaigi.org RubyKaigiはRuby言語に関するコミュニティ主催のイベントで、これからのRubyに実装され…

OpenAPIを利用してWebアプリケーションの開発プロセスを効率化した話

エクストーンの豊田です。Webアプリケーションの開発においてバックエンドチームがAPIを作成し、フロントエンドチームがそのAPIを利用してシステムを構築を行うような開発プロセスが私たちのチームでは頻繁に行われています。その中で、OpenAPIを積極的に活…

Nanostores: atom、map、computedの違いと使い方

こんにちは。フロントエンドエンジニアの馬場です。 近年、フロントエンド開発の状態管理の変遷は目まぐるしいものがあります。 その中で、今回プロジェクトに採用したNanostoresについてご紹介します。 はじめに フロントエンド開発において、状態管理はア…

FigmaのDev Modeを意識したAuto layoutの作り方

はじめに こんにちは、デザイナーのリョウです。 2023年にリリースしたFigmaのDev Modeは、UIデザインから開発への移行をするのに大変役に立っています。その機能を十分に活かすには、Figmaデータの作り方がとても重要です。 まずはDev Modeの主な特徴を簡単…

Compose UIでのタッチイベント競合を一発解消するテクニック

エクストーン Androidエンジニアの市橋です。 今回はJetpack Composeを使ったAndroid開発において、ボトムシートのタッチイベントの競合について書こうと思います。 developer.android.com m3.material.io つい先日、弊社案件の開発中にModalBottomSheet内で…

PostgreSQLのjsonb型を活用したテーブル設計

エクストーンの豊田です。 最近、PostgreSQLのテーブル設計を行う機会があり、jsonb型を利用することでシンプルな構造を実現できたという体験がありました。 今回は、jsonb型の有用性やデータの作成・取得・検索方法、インデックスの作成方法について、こち…

さようなら InVision。デザインレビューツールの変遷と展望について

2024年12月、多くのデザイナーに愛されてきたInVisionが、そのサービスに幕を下ろします。 www.invisionapp.com デザインレビューの効率化に大きく貢献し、多くのデザイナーのワークフローを変えてきたツール。そんなInVisionの終了を前に、このツールが私た…

GitHub Copilot for XcodeとCopilot for Xcodeの違いについて

こんにちは、アプリエンジニアの日野です。 今回は、Xcodeで利用できる2つの拡張機能、GitHub Copilot for XcodeとCopilot for Xcodeの比較結果をお伝えします。 背景 最近、AI支援ツールの進化が著しく、開発効率を大幅に向上させることができるようになっ…

デザイナー的AI活用術

こんにちは。デザイナーの島です。 執筆、文字起こし、画像生成、分析、自動化など、昨今のAIの進化は凄まじいものがありますね。 エクストーン社内でも、LLM(大規模言語モデル: Large Language Model)の活用が盛んです。 design-tech.xtone.co.jp とはい…

LLMで業務効率を劇的に改善!UI/UXディレクターの実践活用法

LLM(大規模言語モデル)」を活用した業務効率化術をUI/UXディレクター視点で解説します。アイディア出しの壁打ちや、提案・調整の対応文作成、会議記録の整理、ユーザーストーリーの構築、さらにはキャッチコピー作成など、LLMがさまざまな場面でどのように…

Figma Slides デザイン重視のプレゼン作成ツールの使い心地

Figma Slidesがリリースされたと知り、早速普段作成している企画書を元に試してみました。これまではPowerPointで企画書を作成してきましたが、Figmaのスライド機能がどのように活用できるのか、特にデザインツールの利点がどれだけ反映されるのかに期待を持…

UIテストツール「Maestro」の真実を告白します!

エクストーン Androidエンジニアの市橋です。 今回はモバイルアプリ専用のUIテストツール「Maestro」を実際に使ってみた上での自身の見解について書いていきたいと思います。 Androidアプリの開発が進むにつれて、アプリの品質を確保するためにUIテストは非…

Figma Variables設定のコツとメリット

こんにちは、デザイナーのジョです。今回はFigmaのVariablesについてご紹介します。 FigmaのVariablesは、色や文字スタイル、スペーシングといったデザイン要素を一元管理できる便利な機能で、デザイン作業をより効率的に進めることができます。 この機能を…

Xtoneは、FC東京のNO PLANET, NO TOKYOを応援いたします

Xtoneは、この度、FC東京が主催する「NO PLANET, NO TOKYO」の サポートパートナーとして協力することとなりました。 2024年シーズンを通じて行われるこのプロジェクトは、 次世代を担う子どもたちと共に、地域や社会の課題解決を考える取り組みです。 www.f…